キーエンスは初任給が60万?これ本当か調査した!

キーエンス

キーエンスで初任給で検索するとなぜか60万と出てきませんか?

そんな破格の初任給!!大卒なのですごいという印象ですが、本当にそうなんのか実際に調査してみました!

 

キーエンスの新卒採用は月給20万

キーエンスが行っている新卒採用では、大卒が月給20万5000円、院卒が、月給22万5000円となっています。

えっということは60万って嘘なの?と思えば実は、キーエンスではなく別の会社が初任給60万だったんです!

紛らわしいですよね~(笑)

 

初任給60万は日本商業開発

なんとこの会社2020年新卒者が初任給は50万。しかも住宅手当が月10万(入社から4年まで)なので実質初任給は60万です。

しかも年1回昇給で、入社5年目まで年に100万ずつ給与が上がっていくというもの。

これはすごいですよね~。

で、なんでそんなに給与出せるのかというと、不動産業で独自路線を行っているからなのです。

日本商業開発は「JINUSHIビジネス」といって、会社で土地を買って、それを貸したり、売ったりする。

いわば、地主を会社ぐるみで商売している企業。

一般的に土地を貸す借地は、アパートを立てて人に貸す借家に比べて貸し賃が低いので個人や不動産会社はあまりやってこなかった領域です。

しかも昔の法律では、土地が地主に帰ってこないようなイメージだったので、積極的にする人はいませんでした。

しかし、法律改正で、事業用定期借地権という制度ができたため、一定期間経てば事業用で貸した土地も地主に戻ってくる仕組みになり、土地の転売や新たな貸出が柔軟にできるようになっています。

つまりは、建物立てずに、土地のレンタルと売却で商売をしている会社なのです。

この新たなビジネス手法は費用がそこまでかからず、建てて誰も入らないマンション開発に比べてリスクも少ないため
高利益なビジネスになっています。

実際、2019年3月期の売上は390億円で、40億の経常利益。

高い給与を払っても40億の利益が出るなんてすごい高利益企業です。

また、初任給を60万にしているのは優秀な人材に来てほしい戦略だそうです。

というのも採用人数は3人程度。倍率は100倍を超えるらしく、優秀な人材を選べ、なおかつ優秀な人材が仕事するので、高い利益率のビジネスモデルがより良く回る仕組みになっています。

初任給60万にする意味がきちんとあるのに感心させられます。



キーエンスは20代でも年収1000万クラスにいける会社

では、キーエンスは初任給が60万じゃなく、20万だったけど年収は良くないのかといえば、全然違います!

キーエンスは20代でも実力で1000万いく社員も多く、さらに生涯賃金は平均して7億にもなるらしいです。
一般企業の生涯賃金が1億~2億と言われているだけに、すごい年収ですよね~。

こうした高い年収のキーエンスと日本商業開発の初任給がごっちゃになって、キーエンスの初任給が60万じゃないかという噂につながったのかもしれませんね。

いずれにしろ、ぜひキーエンス、そして日本商業開発の採用にチャレンジしてみるのはおもしろいと思います!

積極的に新卒採用エントリーしてみましょう!

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