ネガティブ漫才が面白い宮下草薙。
そんな宮下草薙のネタ作りって誰がしているのかは気になるところですよね。
そこで、この記事では宮下草薙のネタ作りのやり方について紹介したいと思います。
ネタ作りの基本は草薙くん
宮下草薙のネタの面白さと言えば、草薙くんの小さい声と、独特の歯切れ悪い間から繰り出される変なネガティブ妄想。
ネガティブというよりも、自虐的な感じです。
同じネガティブさでいえばブラマヨのネタが思い浮かびますよね。
ブラマヨ吉田の心配性で細かすぎるネガティブ妄想に小杉がキレ気味に突っ込む面白さ。
それとは違い、ダークで暗いキャラの草薙くんのネガティブと、時にやんわり、時にきつく突っ込む宮下さんが、独特で新鮮な面白さがあります。
そうした独特で新鮮な面白さがあるネタは、基本草薙くんが作っています。
ネタのアイデアは、草薙くん自身の体験や考えていることそのものだそうです。
アメトークでも、人見知り芸人としてプライベートのネガティブ妄想が爆笑を巻き起こしていました。
そうした、根からのネガティブ妄想がネタのベースであることは間違いありません。
そうしたネタを最初は宮下さんに台本で渡していたらしいのですが、読んでいるときのリアクションを見るのがつらくて、今はLINEで送っているそうです。
めっちゃネガティブですね(笑)
そうしてネタのベースを草薙くんが作って宮下さんに見せた後、宮下さんがダメ出しや直しをしていくといいます。
結成当初は、5本に1本くらいしかネタとしてモノにならなかったらしいです。
しかし、今は1ヶ月に1本いいネタができるそうで、草薙くんのネタ作りのクオリティも上がっています。
ネタ作りの面白さは「らしさ」
宮下草薙は、草薙くんらしいエピソードや考えをしゃべることがベースになっているので、めちゃくちゃ面白いですよね。
実はこうしたネタ作りは宮下草薙以外にもいます。
例えば、ブラマヨは根が心配性の吉田が小杉にしゃべりながら、言い合って、面白かったらそれをネタにするそうです。
ブラマヨの吉田は、しっかりしたネタ作りよりもしゃべりながら突拍子もないことを言った方が、おもしろいこというなと自分で気づいていたらしく、そうした自分らしさでネタ作りをした結果M-1も見事王者になれました。
同じM-1王者のチュートリアルもそうですよね。
そうした「らしさ」が宮下草薙のオモシロさの源泉であり、ネタ作りで上手くいっているコツだと思います。
ちなみに、宮下さんが草薙くんのアパートに越してきたそうで、距離も近く、ネタ合わせもしやすい環境です。
また、宮下さんはツイッターでは不毛なやりとりという会話を投稿していて、その日常の会話だけでも面白いです。
互いの距離の近さから、互いに「らしさ」が分かっているからこそ、ネタ作りには困らなそうですね。
以上、宮下草薙のネタ作りのやり方について紹介しました。