もちもちしておいしいタピオカドリンク。
そんなタピオカの原料が中国ではタイヤで出来ていたというとんでもない事件があったことはご存知でしょうか?
この記事では、そんなタピオカの原料偽装でタイヤが使われていたことを紹介したいと思います。
2015年タピオカタイヤ事件発覚!
ことの発端は今のタピオカブームの時からさかのぼること2015年。
中国で、タピオカミルクティーを飲んだ女性が病院でCTスキャンしたところ、未消化のタピオカが胃の中に入っていることが判明!!
この事件がきっかけとなり中国でタピオカを販売していた業者がタイヤを原料にしていたと告白したものだから衝撃が走りました!
タイヤは消化できない異物
タイヤで作った偽物のタピオカはなぜ消化できなかったのでしょうか。
それはタイヤの原料がゴムだからです。
タイヤは天然ゴム・石油で作られる合成ゴムで作られていますが、いずれも元はゴム。
ゴムは胃では消化できないため、中国の女性の胃の中にも残っていたのです!!
ちなみにゴムで作られているものに「ガム」があります。
よく、飲み込んじゃダメ!!って言われますよね~?
その理由はガムも原料にゴムが使われているからなんです。
でもガムって1個間違えて食べたくらいでは大丈夫ですよね?
これは胃で消化できなかったものはそのまま消化されずに、便として排出されるからなんです。
でもタピオカって1回飲むときでもたくさん入っています!
中国の女性が未消化で胃に詰まっていたのは、消化できないゴムが多くあったので、腸までの道が詰まって排出できなかったんだと思います。
胃から腸に移動したとしても、便秘がずっと続いたりと恐ろしいことになるますので、タイヤのタピオカは恐ろしいですね~。
タピオカは車の燃料にもなる
ちなみにタイヤつながりで実はタピオカは車の燃料にも利用できるんです!
タピオカの原料であるキャッサバを乾燥させて「キャッサバチップ」というチップ状のものが、中国ではバイオエタノールになり
車のバイオ燃料になるのです。
このタピオカの原料で作ったバイオ燃料は酢酸とエステルと呼ばれ、中国では年に約80万もの量が作られるそうです。
意外にもタピオカと車って関連性があるんですね~!
日本で流通しているタピオカは大丈夫!?
安心してください。日本で流通しているタピオカは国産、台湾産、マレーシア産が基本なので大丈夫です。
気になる方はタピオカを購入するときに原産国をチェックするといいと思いますよ!!
いかがでしたでしょうか。
タピオカの原料でタイヤが使われてしまったことやタピオカと車の意外な関係についてお伝えしました。
この雑学をもとにタピオカドリンク飲んでみてください!