スカーレット(朝ドラ)ロケ地の信楽町と宗陶苑が舞台に

スカーレット

NHKの朝ドラ「スカーレット」(戸田恵梨香主演)が9月30日から始まるということで、ワクワクしている方も多いのではないでしょうか。

今回はそのスカーレットの舞台となるロケ地と、その地にあり、スカーレットでも重要な要素である「信楽焼き(しがらきやき)」についても紹介したいと思います。

スカーレットのロケ地は甲賀市信楽町

朝ドラ「スカーレット」のロケ地は滋賀県甲賀市信楽町。
信楽焼きが有名な産地です。

ここはスカーレットの主役、川原喜美子が少女時代を過ごし、そして信楽焼きに情熱を注ぐ舞台であり、登り窯の煙突が見え、有名なたぬきの焼き物がおいてある風光明美なところです。

窯元があるだけでなく、朝宮茶と呼ばれる銘茶を栽培する美しい茶園や、茶畑の丘にあるしだれ桜に酔いしれる人もいるでしょう。

そんな美しい町でロケされたドラマは、どんな映像になるのか楽しみです。




 

注目が集まりそうなロケ地「宗陶苑」

4月4日には、甲賀市信楽町長野の窯元「宗陶苑 (そうとうえん)」がロケ地の現場として発表されました。

宗陶苑は江戸時代に作られた窯で、三笠宮妃殿下、スペインのホアンミロ、スウェーデンのリリアン王妃が訪れたこともあるそうです。

下記が宗陶苑の概要です。

住所:滋賀県甲賀市信楽町長野1423-13
TEL:0748-82-0316

ここでは、陶芸教室もやっているそうで、予約制(所要時間が1時間30分)、予約可能時間(10:20~、13:00~、14:30~)となっています。

今後、ドラマを見て信楽焼きに興味が湧いたのなら、ぜひ訪れたい場所ですね!!




スカーレットに登場する「信楽焼き」の特徴は?

そもそもロケ地の甲賀市信楽町で有名な焼き物「信楽焼き」。スカーレットでも重要な要素ですが、信楽焼きとはどんな焼き物なのでしょうか?

信楽焼きの特徴は、陶器に灰が降りかかってできる自然降灰釉が特徴です。

先ほど紹介した宗陶苑でも体験できるそうで、この灰が降りかかることを「灰被り」といいます。

その自然降灰釉と、土の中の鉄分によって表面が少し赤いような、オレンジのような色合いと、灰に埋まる部分が黒くなる「焦げ」が味のある模様を生み出し、この2つの特徴が信楽焼き独自の特色になっています。

また、信楽焼きには、他の焼き物で用いられる「うわぐすり」(表面に塗るもの)がないのも特徴です。

こうした独特な焼き物の味わいから、信楽焼きは、日本六古窯として発展し、「わび」、「さび」を大切にする茶道の茶道具にも使われています。

また、信楽焼きと言えば、タヌキの焼き物を思い浮かべる人もいると思いますが、たぬきにぴったりの色でもありますよね!!

いかがでしたでしょうか。

朝ドラ「スカーレット」でも注目が集まりそうなロケ地信楽町、宗陶苑、そして信楽焼き。

ドラマで興味が湧いたのなら一度は訪れてみたいですね!!

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