経済

いちごアセットがユニゾ株取得した理由を分かりやすく解説

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投資顧問会社のいちごアセットマネジメントがエイチ・アイ・エスに敵対的TOBを仕掛けれているユニゾホールディングスの株を大量取得していることがニュースとなっている。

いちごアセットマネジメンは、取得理由について「複数のTOBのプロセスを、個人株主等少数株主保護の観点からモニタリングするため」としているが、一般人にはなんのこっちゃ分からない笑

そこで、私なりに、いちごアセットマネジメントがユニゾホールディングス株を取得した理由を分かりやすく解説したいと思う。



いちごアセットマネジメントがどんな会社が知るのがポイント

まず、取得理由にあげている個人株主等の保護についてだが、これはいちごアセットマネジメントがどんな会社なのかを知れば、よくわかる。

いちごアセットマネジメントは、「モノいう株主」としてアピールしており、以前はいちごの乱と呼ばれる個人投資家も巻き込んだ騒動を起こしました。

これは東京鋼鐵での株主総会でも個人投資家も巻き込んで、東京鋼鐵が入ろうとしていた大阪製鐵への議案を否決しようとしたものでいちごの乱と呼ばれています。

こうした動きでモノいう株主は、株を多く持ち、意見が言える立場として、株主総会などで議案を提出したり、反対したりすることで、本来の企業価値の是正を株主から変えているというもの。

モノいう株主といえば、村上ファンドが有名です。村上ファンドも株主側として発言し、提案し、企業価値を高めて自身が保有する株価を上昇させ、利益を上げてきました。

いちごアセットマネジメントも同じようなことを狙って今回の大量取得を行っています。



個人株主保護の観点がTOBの価格を上げることになる

もの言う株主の観点から見れば、いちごアセットマネジメントは、個人投資家などで100株しかもっていないような人達がなかなかTOBに口出しできないので、自分が大量取得して、少しでも個人投資家に変わりに監視して何か問題があれば提案しようというしているんじゃないかなと思います。

例えば、仕掛けているエイチ・アイ・エス側やホワイトナイト側のフォートレス・インベストメント・グループの買付価格の妥当性や、株式取得後の方針など、問題があれば口を出すということ。

納得できる形にした方が、個人株主には売却益が大きく出ますからね。

同時にこのTOBに対して、いちごアセットマネジメントだってユニゾ株が高値で買い取ってくれる(いわゆるプレミア付きの株の値段)売却益を狙って、大量取得をしていることも、もちろん挙げられます。(だって稼がないと投資で利益を得て会社経営する意味ないもんね。)

なので、簡単に分かりやすく言えば、

いちごアセットマネジメントユニゾ株取得理由は、

ユニゾ株に対するTOBを誰もが納得できる形に持っていけるようにし、ユニゾ株の取得値段を上げて、利益を得る。

ということになります。

個人投資家も納得できる形で売却を検討すれば良いし、今後は買付価格が上がるので、得します。

以上、いちごアセットマネジメントがユニゾ株を取得した理由を解説してみました。

今後もユニゾンホールディングスをめぐるTOB合戦には注目していきたいですね。



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